○ホワイトデーと、オルタードと、ツーファイブ。 [サックスレッスン]
人間とは矛盾した生き物ですが、自分も相当なもんです。こんだけ図々しいくせにプレッシャーに弱く。大きなイベントが迫ると、周りじゅうを巻き込んで大騒ぎ。しかも、実際に努力する時間よりも、その前にジタバタしてる時間が長いときてる。入り口恐怖症。やがて自分も煮詰まって、時間もなくなって、結局は「えいやっ!」と「やっつけ」になって…。
3/14(日)お若い方の先生のレッスン
トライアド練習(マイナー、メジャー)
仕事なら、元々得意な分野だし、キャリアも長いので、大した問題ではないですが、苦手意識の強い音楽、しかもアドリブともなると…。憧れの先生たちに習っているというのが更に重みを持ち、場合によっては仕事以上に「大問題」になったります。(バカです)
今週はレッスン2つが控えていたので、ただでさえ大騒ぎしだす直前でした。そこへ、数日前、去年書いた原稿の最終校正が届き、プレッシャーは最高値を記録(仕事の中で、原稿系は苦手です(^^;))。校正の大量さと、未完成さと、責任に、ぞっとしました。こりゃ、今週は全てを絶って校正に取り組まないとダメかも、と。ここでも入り口のプレッシャーに負けかけた格好。
しかし、何のことはない。やっているうちに「なんだ、案外イケてるじゃん」となってきたのでした。全て編集者様さまのおかげですm(_ _)m。あんな書き散らしただけの原稿でも、レイアウト次第でカタチになるもんだね。校正アルバイターも雇ったことだし、案外さらーっと見れば大丈夫そう、になってきました。(←誇大報告(^^;))
…と、この認識に達したのが今日の午後。そこで急いでレッスンへダーッシュ! しました。(^^;)。
練習してなかったのは、いつものことだしね。(。。)\バキッ☆
2/21以来です。始まってすぐに、先生が「じゃーん!」と差し出しました。
きゃー、かわいい とってもマメな先生でいらっしゃいます。
単細胞なんで、これで一気にモチベがアップしました。
「ツーファイブNO.1」
8分音符フレーズ4小節を、12キーで(全て書いてあります)。先週くらいに一度暗譜(の努力を(^^;))してあったので、7割は覚えていました。レッスンでは見ながら吹くので、意外とアッサリ合格。次回用に「ツーファイブNO.2」をもらいました。
「NO.99まであるからねー。」と先生。「本当に、全部もう作ってあるんだからねー。イーヒッヒ(^^)」
たぶん嘘だと思います。(^^;)
どの音から始めても、トライアドを吹けるようにする練習。CMajなら、CEG, EGC, GCEのどれでも吹けるようにする。また、GEC, ECG, CGEと、下降でも、ランダムに吹けるように。リズムパターンも何通りか。主に8分音符で、テンポ120前後。
Ballad 2−5−1
印刷された36小節の譜面。1小節に2個ずつ(たまに1個)コードが書いてある。上のトライアド練習と同じようなことを、カラオケに合わせてインテンポでやる。でも、テンポ60でいいいというので、かなりスローです。
メジャートライアドばかり、マイナートライアドばかり、なら吹けるようになってましたが、両者がランダムに出てくるので、けっこう間違えます(^^;)。予習ゼロだったんで、手間取りました。地震も起きたし。
カラオケに合わせるのは次回。先生の書き込みを見るに、この譜面とカラオケで、いよいよアドリブ練習に入るようです。
遂に、こっちのレッスンでも始まっちまうなぁ…。
「Mists and Grits」(Easy Jazz Conception)
まだ10曲目です(^^;)。今日はようやく合格しました。3回目か4回目。
フレーズの入り口と出口の音は、タンギングをはっきり!
「歌い方がセンスだからね」と先生。「一本調子ではなく、句点や読点を打つように、フレーズの始まりと終わりをでしっかりタンギングして吹きましょう。」真ん中はゆるやかに。起伏を出す。なめらかなフレーズが持ち味の先生。模範演奏にウットリ
ゆったりと、スイングして。
特に音符が難しくなってくると、イーブンになりやすい。全体的に「走りやすい」ので、半拍遅れで入るフレーズは「ちゃんと待ってから」入ること。せっかちなもんで、毎回これが課題です、はい。
前回は練習したのに不合格。
今日は練習してないのに合格。
人間の脳は不思議だ。
2/22(月)「大御所」先生のレッスン
「But not for me」
楽譜は眺めて暗譜に努めたし、サクブラの最新号は眺めたし、「ザ・ジャズ道2」の最初の曲ちょうどこの曲だったのでそれも見ました。しかし、楽器でのアドリブ練習はこの2/22以来、今日に至るまで、実は全然やってないに近いです。例によって「入り口のプレッシャー」に弱いせいです。始めるまでが大変。(^^;) 間があくと、再開するのが一苦労。3/17のレッスンがオソロシや。
今月から水曜レッスンに変えたため、明日から3日練習できます。明日は絶対始めようね、自分。
・今日「お若い方の先生」のレッスンでやったトライアド練習を、この譜面で試す。
・何らかのコピーフレーズを、最初の4小節で使う(途中だと、あれよあれよという間に過ぎ去ってしまうので…)
・先生が「例文」として書いて下さった2,3個のフレーズは覚える。
・以下のポイントを使ったフレーズを、前半で使う(いい加減使わないと、先生の辛抱の品切れになるかも…)
オルタード・スケール
とうとう来ました、オルタード。サックス友達の話によく出てくるコトバの一つ。初心者用「補助輪」のSpanish Scaleを卒業して、いよいよオルタードへ。
ビバップ・スケール
音が8個になるから、実は8分音符フレーズをつくりやすい、という解説。なるほど。
アプローチ・ノート
これはその前のレッスンでも言われたこと。「ここで使ってやろう」と思って1小節分だけ仕込んで行ったけど、全く予定外の所に音が行ってしまっていて(^^;)、一切使えずじまいでした…。
譜面禁止令は出てますが、練習の段階で作ってみたりコピーしてみたりしたものを書いて覚える、のは禁止されてません。師曰く「吹いていて『このコード進行でこの音域に来たら、これを吹く』というパターンをいくつか持っているといい」。
早速実践練習。(missy。さんのブログへのコメントとほぼ同文です)
師曰く。「1小節目から9小節目の最初まで、下がってきて、低いF#でD7に来てみて(=高音域から下の方のオクターブへ下降する感じのフレーズで、9小節目のD7を、必ず一番低いF♯から始めて吹き始めるべし)。そして、D7でこのフレーズ(F#から始まる先生手書きのフレーズ)を吹いて見て」
要するに上から下がって、必ず9小節目のアタマを低いF#に持って来て、既に書いてあるフレーズを吹くだけだったんですが、気がついたら見事に一番高いF#吹いてまして(^^;)さすがの大御所先生も苦笑。m(_ _)m。だってアドリブ吹くというだけで全部のRAMを使い果たしてしまうので、吹き終わりをこの音に、なんて言われても、そんなうまくは行きませんがな。行き当たりばったりは、ちっとも直ってません。
仕事の校正以上に、水曜レッスンのプレッシャーに耐えている今夜の自分です。
バカだねぇ、ほんとに…。
こんばんは~♪
レッスン、お疲れ様でした!(ちょっと寸前まで慌しかったですね。 汗)
キャンディー可愛い♪
これを選んでらっしゃる先生を想像して、ちょっとクスって(笑)
お若い方の先生のレッスンでもアドリブが本格的に始まりそうですね。
きっと相乗効果で
この先は、すいすいすい、と進むのではありませんか?
私の方はアドリブ以前の問題が生じて今一切ストップしていまして
(と、言ってもアドリブレッスンはあっても月に一度なのですが)
本当に、のろ~い亀のような進み具合です。
by anne (2010-03-16 00:50)
anneさん、おはようございます〜♪
キャンディーは「乙女系ショップ」で買われたそうです。^^
>きっと相乗効果で、この先は、すいすいすい、と
行けばいいなぁ…。
「登校拒否傾向」が倍増するだけだったりして(。。)\バキッ☆
anneさんはサウンドメイクの時期なんですね。
サックス歴の長い同門生も、もう何ヶ月もサウンドメイクを中心にやってるそうです(大御所先生のレッスンで)。自分はまだ、音のことを言うとカタマってしまうというレベルなんで、いつも先生は「もっと音を…」と言いかけて、無言のうちに(ま、いいか)と諦めます(^^;)。
「ザ・ジャズ道2」良いですね。ちょうど最初が♪But not for meだったんで、今日はテトラコードを練習だけしてみようと思います。「その場で」出るようになるのはまだずっと先だと思いますが…。
by うらら (2010-03-16 08:37)
レッスン、行くことが出来てよかったです♪
それに先生お二方ともアドリブメインのレッスンになってきたのですね??
ダブルレッスンで、それぞれの内容をこなされているし(たとえ練習が出来なかったとしてもレッスンではOKだし♪)すごいですよ~。
…教わったことがレッスンで何も出て来なくて落ちこぼれている私としては、超素晴らしい生徒でいらっしゃいます(´∀`*)
明日、レッスンなのですね。
頑張って下さい!私は週末です。暗譜…まだ添削してもらってない譜面ですが、なるべく覚えていかれるように頑張ってみます~。
by るなそる (2010-03-16 09:35)
こんにちは。結構色々詰め込んでますねー!
先月発売された『Sax&Brass』の最新刊でオルタード、アプローチノート等、整理されて記載されているので、結構参考になってます。
池田さんの『ジャズ道 2』、僕も購入してしまいましたよ… 音源もいいですね。“But not for me”なんか、triadと一部アプローチノートしか使っていないのに、あそこまでジャズっぽく聴こえるとは…
どうやらあれに書かれている内容はレッスンでもやっている内容が多いと聞いたので、池田さんのレッスンの疑似体験が出来る感じですね。
by 邪頭亭 (2010-03-16 11:37)
るなそるさん、こんにちは♪
お若い方の先生のレッスンは、アドリブ「メイン」には当分(永遠に?)ならないと思いますが、必然的にエチュードの時間が15分くらいになってしまってます(レッスンは45分)。トライアドと251フレーズをさらうのにレッスンの時間をかなり使ってしまうので。(^^;)
本当はEJCで、曲としてちゃんと吹くことを教えて下さろうとしてる感じなのですが、いっつも譜面を読むのが精一杯なまま何週間も過ぎ、「もうこの曲はいいか」となってしまいます。残念なこってす。
暗譜がんばってくださいね〜。私もなるべく頑張ります。(^^)/。
by うらら (2010-03-16 11:49)
こんにちは〜!
ふむふむ、なるほど〜。
僕はアドリブのレッスンというのは受けてないので、他の方がどんな感じでレッスンされているのかを知ると、ホント参考になります。
それにしてもよく2つのレッスンに耐えられるなぁ、と感心してしまいます。僕なんかひとつのレッスンで、しかもそんな厳しい事なんか何一つ言われないのに、付いていくのが結構大変です。うららさんの状況にもしなったとしたら、現実逃避、登校拒否に絶対なる自信があります!
なんにせよ、アドリブレッスン、頑張って下さい。
応援してます。
by missy。 (2010-03-16 12:57)
邪頭亭さん、こんにちは♪
そうなんです。詰め込んでます(^^;)。…って、オルタードとか使うのは仕込み(予定(^^;))フレーズ中の1小節くらいだけですけどね。
そもそも本音を言ってしまえば「理屈を分かりたいから最小限の実践をsるう」という本末転倒な思想の持ち主なんで、これからも胸を張って頭でっかちで行くつもりです(^^)v(だからアドリブレッスンが辛くなるのかもですが、仕方ないんで、頑張ります)
ジャズ道2、相当頑張って執筆した力作だと、参加ミュージシャンが語っていましたが、実際、素晴らしいですね。
by うらら (2010-03-16 13:58)
missyさん、こんにちは♪
お買い物おめでとうございます。
自分も真似して何か買いそうでコワいです(?)
自分の場合はソプラノ欲しい病という持病があり。
2つのレッスンといっても、1回が30-45分だけだし、合計で月3−4回しか結局スケジュール的に行けないし
…とはいえ実はけっこう大変なのかも、と最近思ってきました(^^;)。自分みたいな怠け者の場合、コンスタントには練習しないので、レッスンが近づくごとにワーワー大騒ぎしてボルテージを上げるのが疲れる(^^;)。毎週放り出して、毎週始めているような次第。これでレッスンが月に2回くらいだとしたら、続いてないですわ。
ま、屈折はいっぱいあるけども、頑張るです。
ミーハーは行く!
by うらら (2010-03-16 14:07)
うららちゃん、おひさです。相変わらずがんばっているようで、、楽器に熱中できるってうらやましいです。もうどこかのセッションにも参加してるのかな??そのときは教えてね^^では、では、、またね^
by BUN (2010-03-17 17:42)
BUNさん、こんばんは♪
覚えていてくださって、ありがとうございますっ!
サックスの方は、相変わらず「先生大好き♡」だけがモチベで続いている次第です。セッション参加は、一度あることはあるのですが(^^;)当分はいいかな、と。まだ数年かかりそうです、はい(汗)。
BUNさんの最近のボーカル記事、今見てきました。サッチモの思いを考えながら聴くと、涙出そうになりますね。ボーカル、もっと楽器が分かるようになったら、聴きに行くゆとりもでるかもなぁ…。今後もよろしくです!
(次の記事に書きましたが、我らの知る「大御所先生」は、アルト奏者時代に、Charlie Marianoが大好きだったそうです。なんか、ナットクしますねー^^)
by うらら (2010-03-17 23:45)
るなそるさん、niceありがとうございました!
by うらら (2010-03-20 10:37)