○夏休み練習日記・後編。耳が…。 [サックス練習]
2週間の夏休みが、明日で終わります。やるつもりだったことの半分も終わってないのはいつものことで、まぁ、どうせそんなこったろうと思ってました(^^;)。小学生の頃から変わりません。
数日前から少しだけのどが痛くなって病院で薬をもらって飲んでいました。と言っても、声を酷使する職業なんで、大事を取っただけでした。しかし、一昨日くらいから耳が詰まった感じがするようになり、昨日行ったケイ赤城トリオのライブ後半から、完全に「苦しい」という感じになりました。思えば昨日、自分の演奏する音も、ヘンに響きすぎる気がしていました。(音が良くなったのかと思ってたんですが(^^;)) 全ては、「猛暑に」というより「エアコンの冷気に」体がまだ慣れてないだけだと思っているのですが。
「えりっちょ」こと、ピアニスト清水絵里子さんが、突発性難聴で1ヶ月あまり休んでおられたのは最近のこと。そのすぐ後に、ベースの川本悠自さんもなりかけたと聞きましたが、すぐに持ち直したとか。Gの音がGに聞こえないとか(自分の場合はそれが正常なんですが(^^;))、猫の声までゆがんで聞こえるとか、何しろ尋常じゃない状態だったそうです。
聞けば、耳鳴りや耳の違和感くらいなら、ミュージシャンの間では珍しくないそうです。しかし、ミュージシャンでもないのに難聴になったら、ナマイキかもですね(^^;)。まあ、難聴までは行かないだろうと思ってますが。
というわけで、誘って頂いていたセッションも、予定していたライブも、キャンセルしました。(T_T) 今日と明日は、自宅で静養します。ライブ日記のブログでも書くかな。
あれから練習は、意外と2回だけしかできませんでした。久しぶりの友人と会ったり、職場関係の人たちと飲み歩いて全員で死亡したり(^^;)と、いろいろと、やんちゃなことをしてました。
7/18 昼に3時間。
その前にスポーツクラブ。夜は例の美容室へ♪
7/19 夜に2時間。
朝・昼はプロを頼んで、大掃除!なんとバスタブまで持ち上げて掃除しちゃんだぜぃ!あらゆる所を外して、はがして、徹底掃除してくれました。この日しかお願い出来る日がなかったので、邪頭亭さんの発表会、行き損ねました。m(_ _)m。次回こそ! 夜はケイ赤城トリオのライブへ。そして、耳が…。
1. "All of Me"の練習
・自分でつくったマイナスワンを流して、リアルタイムでコード音を吹く練習。
・コード進行を暗記して、譜面を見ないで上と同じことをやる練習。
・スケール特有の音を記憶して、上と同じことをやる練習。
・レッスンでつくったソロがあまりにダサいので(^^;)、リズム・パターンを改善。(うまく行きませんでした…)
・Lester Youngの音源(唯一持っているサックス奏者の音源)から、盗めるフレーズを盗む。修理から戻ってきたTascam MP-VT1が活躍したのですが、部分的に盗んで利用…なんて、うまいことはできませんでした。上手くはまらなくて。
2. 「ザ・ジャズ道」by 池田篤
「6. "Now's the Time"トライアドを使ってアドリブに挑戦。」
「7. "Take the A Train" コードトーンを使ってアドリブに挑戦。」
6番から始めて、未だに7番途中です(^^;)。
今日と明日で、8「"Perdido" リズム・パターンを使ってアドリブに挑戦」まで行くつもりだったのに。無念。
3."There Will Never Be Another You"
予定してなかったんですが、昨日ふとこの曲をやり直したくなりました。
・「復習」
ソロは、昨年11月の発表会の時に、大御所先生が吹いて下さったものを、大騒ぎして自分で譜面に起こしたものでした。今見ると、明らかな間違いがあちこちに(^^;)。リズムパターンを間違えていたり(3連符がことごとく8分音符になっていました(^^;))、コード音を知らないために聞き取れなかった音を他の音で埋めていたり。それを修正しながら、大御所先生の音源と同時に吹いてみたら、楽しくなりました!(これがかつては全くできなかったのです。今は8分音符までは(^^;)できるようになりました。16分音符はまだ聞き取れません。)。
・すっかり楽しくなって、1の練習法を少しこの曲でも試してみました。(難しかった。まだまだ)
・コード進行を「読んで」、これまでに教わったパターンを確認。(キーがアルトのCだから、度数が自分でも一目で分かる(^^)v)
4. "Snakes"
お若い方の先生のレッスン課題曲(いつ入るかは不明ですが)。テーマと、サビ(と呼ぶのか不明ですが)の2種類が実に何度も繰り返されるこの曲。その2種類のところだけ、練習しました。短いので、7割方できるようにはなりました。問題は、オクターブを押したBから最高音のF#へ飛ぶところ。これは先週から毎回10分ほど練習していたら、昨日、なんとか一度で出るようになりました。まだ、音が細めで、チューナーによるとG#が出ているみたいですが、気にしない〜♪(これで耳が壊れたかな? (^^;;;)
このB→F#を聴くべし!かっこよく「しゃがれた」F#です。これ、やりたいなー。
キーはアルトのG。ちょうど最近続いている課題曲たちと同じ。
コードはほとんど全部がEm7(!)。こういう曲ってアリなんですか???
5. "Onthe sunny side of the street"
大御所先生のレッスンで、次回の課題曲。テーマをまずは練習。
あまりにも有名な"Sonny Side Up"より。
Gillespie, S.Rollins, S.Stitt
上の動画の音源は持っていたのですが、昨日そのトランスクライブした譜面をネットで発見(この方偉いですね。いっぱいトランスクライブしてらっしゃいます)。さっそく、ごく一部だけ吹いてみました。Tascam MP-VT1でキーを変更すると、なんと、この偉大な3人と一緒にテーマを吹くことができる!!!すっかり悦に入っていたら、課題のソロを考える時間がなくなりました(^^;)。7/27のレッスンまでにはなんとか…。
大音量でこの音源を流していたら、レッスン後に休憩していたクラリネットの谷口英治さんに、後で声をかけられました。「今度どこかでやるんですか?」
「本当にあれはいい演奏ですよね。僕もコピーしましたよ。Sonny Stittの方が音符は細かいけども、Rollinsの3連符連続のところ、あそこが実は一番キツい。あと、Rollinsのソロの最初の……(鼻歌で)っていうところ。あれは譜面で表せないね。吹けるけども、書くのはできない。」
「最近NYから帰ったトランペッター○○さんが言っていたけど、ある意味で、東京は一番ジャズに恵まれている場所かもしれないんだって。NYではミュージカルの演奏、ビッグバンド、が多いんだって。スモールコンボでストレートアヘッド・ジャズを演奏する場所は少ないし、たまにセッションに行っても、驚くほどレベルが低かったりする。ミュージカルの中のユニットとか、他ジャンルだと凄いレベルらしいけども。不思議と東京だけで、こういう(ストレートアヘッド)なジャズが生き残って行くことになると、世界でも特別な場所になるかも。そういう意味で、アマチュアがジャズを、セッションをじゃんじゃんやって裾野を広げているのは、意味があることかもね。その中から本当にトップの人がプロになって行く、という」
充実した夏休みでござんした。これから年末まで、休みらしい休みはありませんが、今度は「2ヶ月一切楽器に触れない」ようなことは、ないような気がします。間があきがちになりますが、皆さんのブログへはお邪魔させていただきます。また遊んでやってください(^^)/
おー、少なくとも3回分くらいの内容を惜しげもなく…(笑)
いろいろコメントもしたいですが超長くなりそうなのでまたどこかで。
耳、お大事に。ミュージシャンはやはり長時間大音量に触れているからなりやすいんでしょうね。
久しぶりに Snake 通して聴きましたがかっこいいですねー。次の発表会はコレ?(^^)v
白熊堂もこの前喉が腫れ上がって焦りました。プラス微熱で寝込むほどではなかったですが…夏風邪ひくのは○○、それとも○○は風邪ひかない? どっちなんだろう。
by 白熊堂 (2009-07-22 01:05)
こんばんは。
どこの公共の場でも、冷房が効きすぎる嫌な季節になってきましたね。
僕も冷房は基本的に好きではありません。
練習、充実してますねー!↑の『On the sunny side of street』が
入ってる、このジャケのCD持ってますよ。このアルバムの中に『Eternal Triangle』と言う曲が入ってるのですが、RollinsとStittが超白熱した演奏をやってるんですよ。
発表会レポ、アップしました。TUSCAMとか持ってないので、音源をアップできてないのですが・・・
by 邪頭亭 (2009-07-22 02:42)
こんばんは♪
喉&耳のお加減は如何ですか?
私も商売には関係はないですが非常に喉を大事にしています。
1年中、欠かさず毎夜マスクをして寝るんですよ。
真夏はさずかに朝起きると、あらぬ方向に飛んでますが・・(汗)
>これがかつては全くできなかったのです。
>今は8分音符までは(^^;)できるようになりました...
こう言う時って、自分の成長に手応えを感じますね!
復習・・私はしてみても
当時より酷くなっている事が多くって、ガッカリします。
ホント、そんな自分に呆れます。(涙)
by anne (2009-07-22 21:23)
白熊堂さん、こんばんは!
耳、今日は仕事でしゃべりながら、自分の声がヘンな具合に響いてました。ずっとこれだと、やっぱり困るなー。ノリに影響するし。要するに夏風邪みたいです。鼻との関連でこうなってるんだと思います。ツイてないなー。休み明け早々…。(-_-)
またお会いしたとき、いろんなお話を聞かせてくださいね!
いっぱい進展がありそうで、楽しみです♪
>夏風邪ひくのは○○、それとも○○は風邪ひかない? どっちなんだろう。
両方かと(^^;)。バカなんで風邪引いても自分で気づかない、と最近思いました(^^;;;。でもって、夏風邪はやっぱりひいてる自分でした。情けなし(=_=;)
by うらら (2009-07-22 22:22)
邪頭亭さん、こんばんは!
今朝出勤前に、チェックしましたよ。
後日コメント書きに行かせて頂きますが、大活躍でしたね!
風邪と耳と天気で、ぱっとしない今日でしたが、唯一楽しい話題でした。
くだんのアルバム、Amazonに注文したところです。iTunesで一曲買いしていたものだったのですが、やっぱりアルバムで聴きたくなり。お薦めの曲も楽しみです。名盤情報またお願いします。(ほんっと、常識的なものすら知らないので(^^;))
by うらら (2009-07-22 22:26)
anneさん、こんばんは!
おかげさまで、今日は7.5時間寝るつもりです。耳はどうやら、鼻症状と関係ありそうです。一日の中で、良くなったり、悪くなったり。そうですか。anneさん、喉を大事にされてるのですね。豚インフルの頃、自分もマスク昼にしましたが、15分でギブアップでした。(^^;)
>こう言う時って、自分の成長に手応えを感じますね!
ですね。脳天気なんで、それで結構満足しちゃいますが、去年の発表会の頃、大御所先生はこれを黙認してくださっていたのだなー、と別な感慨にふけったりも。海のように広い大御所先生なのでした。(^^)v
>復習・・私はしてみても
当時より酷くなっている事が多くって、ガッカリします。
ホント、そんな自分に呆れます。(涙)
ブログタイトルにもしてる"It's All Right With Me"は、長くて難しくて、復習すると自信なくしそうなので、最近やってません(^^;)。やっぱ、「今ならやれるかな」と思うから、復習したくなるんですかね。(^^;;;)
by うらら (2009-07-22 23:05)
こんばんは。
あれから耳の具合はいかがですか?
やっぱり音楽をやっていると耳って大切だなと思ったりします。
幸い私はあまり耳でトラブルはないのですが、
実はうちのダンナは耳鳴りがひどいみたいなのです。
以前、ふたりでやっていたバンドがデスメタルなので、その爆音のせいではないかと思うのですが、なぜかドラムだった私が大丈夫ってことが、未だに七不思議のひとつです。(爆)
ちなみにドラムを叩くときは耳栓をしていたのですが、それはロック系の話でジャズだと耳栓はしませんでした。
そのせいかサックスでも耳栓はしていないのですが、やはり長い時間練習していると耳鳴りがおこることがあります。
(って、なんで耳で話を引っ張っているのか、よくわからない私ですが、。汗)
それにしても素性がよくわからないのがミステリアスで素敵です。
これからも天才少女のままでいて下さい!
応援してます。(笑)
by キャットてぃる (2009-07-23 01:25)
おはようございます。
コメント記入出遅れましたっ!
その後、耳の調子はいかがですか?
実は私も耳鳴り持ち(というのか?)なんです。
mixi日記によりますと(;´∀`)…2007年4月13日に急に耳鳴りが出たようです。
その前後にビッグバンドやカーレースなど爆音環境もあって…。
耳鼻科での検査は異常なかったし、念のため頭のMR検査までしてもらったんですけど異常なし。
現在は以前ほどではないのですが、かすかに残ってます。
おまけに小さい子供の叫び声や甲高い女性の声など聴くと、ちょっと厳しいです…。(周波数が悪いのか?)
お大事にして下さいね。
今頃はお仕事が忙しい真っ最中でしょうか?
長期お休みの間、練習お疲れ様でした!
おぉ、レッスンが迫ってきてますね。
頑張ってくださいっ。
…私は来月までレッスンはないのですが、課題がマズーな状態なのでガンバリマス(ToT)
by るなそる (2009-07-23 06:24)
そっかぁ。
休み 終わっちまったんだぁ。
当分、まとまった休みがとれないんだぁ。
>採譜
あたしも以前 いただいた曲が2つあります。
SLOW BOATと I Can't Get Started。
>耳
自分がリードミスした”キャピッ”っていう音で時々倒れます。
頭の中で グアン グアン 響く感じが出たらマズイのでご注意ください。
by なんど (2009-07-23 18:47)
キャットてぃるさん、こんばんは♪
おかげさまで、今日になって耳は治まってきました。
そうですか、デスメタルですか(^^;)。
お互いいろんなカコがありますわねぇ^^。
確かに、一般的にはそういう爆音系では、ドラムス系の人は耳が壊れやすいらしいですが…(^^;)耳が丈夫なのは、何よりです!
>それにしても素性がよくわからないのがミステリアスで素敵です
ま、妄想はご自由に、ってことで。(^^;)
by うらら (2009-07-23 20:45)
るなそるさん、こんばんは♪
>2007年4月13日に急に耳鳴りが出たようです。
おおっ、経験者は語る、ですね。
>おまけに小さい子供の叫び声や甲高い女性の声など聴くと、ちょっと厳しい
いやー、大きな声では言えないですが、自分は某2名のミュージシャンが某世界一狭いライブハウスで演奏するときだけ、耳がキンキンします(他のハコだと大丈夫なんですが)。ダメな周波数ってあるんですかね。
レッスンの課題って、出された時は嬉しい!けど
次のレッスンが迫ると若干重い!ですわね(実感!)。
ビッグバンドをはじめいろいろ活動多忙のるなそるさん。
いろんなバランスがお上手なのかな、と感嘆します、いつも。
by うらら (2009-07-23 20:49)
なんどさん、こんばんは♪
>休み 終わっちまったんだぁ。
なんですわ。しょがないね、浮き世の常ですたい。
Slow Boat to Chinaは、○○○樹でずいぶん昔から存在を知ってましたが、曲を聴いたのは最近でした。m(_ _)m
採譜できる、って時点で、わたしゃ惚れてしまいそうなくらい
「すっごーい!」と思ったりします。
耳がねー。どっちかという福耳なほうだと思うんですが(って関係ないか)、ようやく今日になって正常になってきました。自分の音(=声)がいつもと違うところから、うにょ〜と響く感覚は、ほんとキモかったです。
難聴はミュージシャンの持病。
…てことは、難聴はミュージシャンの証?と思ったら、
勘違いでした、やはり(^^;)。
by うらら (2009-07-24 06:11)