○「今度は書かないことにしましょう」 [サックスレッスン]
11/09(月)大御所先生のレッスン
発表会の反省会と、次への課題決定の回でした。
(音源アップしました。)
パンくずを頼りに進もうとしたら、とっくにスズメさんたちが食ってしまっていたとさ。
「やっぱり地図を読めるようにならないとダメだよ」と魔法使いは言いました。
課題曲のない日は、レッスンまでは気楽♪。ですが、時間になると身が縮む思いが致しますです。いつも職場で「ソロがつくり終わってない〜」と大騒ぎしてるので、おとなしかった今日は「レッスンお休みですか?」と皆に聞かれる始末(^^;)。いえ、あの、発表会後なんで、まだ課題はないんですが、逆にレッスンが怖いです(^^;)と自分。優しい先生なんで、何一つキツいことはおっしゃいませんが、発表会で現実を披露してしまった今、隠れようがないような気持ちになりました。
I felt exposed. ってヤツですな。(今日の重要表現です(。。)\バキッ☆)
「どうでした?^^」と先生。
(どっちかと言うと、自分が言う台詞かと思ったり(^^;))
「ええと、あの。リハの後、ヒマに任せて練習したんで、こりゃ結構イケるかもと勘違いしたんですが」
「あ、そう?^^」
「ノー・ミスくらいで行けるか?とか実は、思ったり…」
「え?あ、そう?^^」(かなり可笑しそうにしておられました)
「で、全部、ずっぱり剥がれ落ちました」
「あ、そう?うん。^^」
「テーマまで間違えるし。何より悪かったのは、臨時記号をことごとく間違えたこと」
「うん!」とここはハッキリうなずく先生。
「ソロをつくっていた9月頃の方が、まだコードやキーを見ていた気がします。1ヶ月近くたって、自分の作ったソロ譜面を解読して吹く段階になると、そういうことは全部飛びました」
「うん!」と先生。「では、次はこれをやります。」
Day by Day でした。
「この曲に明確な転調はないけども、臨時記号はあります。ダイアトニックコードはご存じですか?」
「ちゃんとは知りません」
と、ここでダイアトニック・トーンとダイアトニック・コードの説明。
五線譜に書いて説明してくださいました。
ダイアトニック・トーンとは、要するにそのキー内にある全ての音のこと。
All of meはアルトではDなので、Dメジャー・キーの音と同じ内容。
DEF#GABC#。
ダイアトニックコードとは、D, E, F#, G, A, B, C#それぞれから一つおきに(3度)音を取って作った和音で、長3度でも短3度でも関係なしに、一つおきに音を重ねる。つまり臨時記号が全くない状態。
ノン・ダイアトニック・コードとは、臨時記号が入るコードのこと。
キーがDなのにE7が出れば、E7を構成するG#が臨時記号として出てくる、など。
ここで大御所先生、全ての非・ダイアトニックに円をつけてくださいまして
それぞれの特徴的音を確認していきました。
これらの臨時記号系の音を「狙って」吹くこと。
で、早速「ぶっつけでやってみましょう」と、テーマとアドリブを。
結果は勿論、撃沈。
「どこをやっているかだけは、わかりましたね?それだけでも大丈夫です」
いつも何か誉めるところを探して下さる大御所先生なのでした。m(_ _)m
ひえー。思えば前回のお若い方の先生のレッスンでも
コード音をその場で吹く練習をしていたのでした。
ちょうど、このレッスンの予習になっている感じ(4和音じゃなくてトライアドでしたが)
その割に予習は全く生きませんでした(^^;)。
裏でお二人が結託しているとしか思えません
…な、わけないんですが(^^;)。
自分のダメさのポイントが同じなんで、
同じご指導になるのだと思います。
ちゃんと地図を読めるようになれば、パンくずも石も必要ないのだものね。
「コードや音のながれをつかめば………」と、しばし、いや30秒以上は沈黙される先生(^^;)。
「もう臨時記号を忘れてメチャクチャな演奏をしたりはしないと…」と思わず助け舟を出す自分。
「うん!そう!」(助け船=墓穴になりました。(^^;))
最後に大御所先生曰く。
「今度からは、書かないことにしましょう^^」と大御所先生。
えっ、それって……?
「だから、(使いたいフレーズは)覚えてくる。あとは、ね^^」と、素敵な笑顔^^に全てを含意される先生なのでした。参りました。m(_ _)m
これまで何度も覚悟を決めては翻してきましたが
大御所先生の教室にとどまりたいなら
これは乗り越えなくてはならない壁なのでした。7日後のレッスンがオソロシや。
ちょうど今から1、2週は、年末最繁忙来前の、貴重な「ヒマ」期間なのでした。
えーーん ほんっとに、こんなことを始めるつもりじゃなかたのに!
一生アドリブできなくてもいいんです!
ただここに置いてください!
…とはいえず、帰って来ました。(^^;)
徐々に、徐々に、外堀は埋まってきているようです。
発表会の音源です。
これがそのまんまの自分の実力です。
音符も、腹式呼吸も、全て飛びました。
でも、これをバネにするもんね。
I'll Remember April(あちゃ〜)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Night Train (theme) (幸せでした。ひゅるる〜と下ってるのが先生です)
公開終了しました。(11/12)
Night Train (solo) (幸せのあまり、勢いづきすぎて指間違ってます(^^;))
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
2009-11-09 22:35
nice!(5)
コメント(12)
>でも、これをバネにするもんね。
おぉ!
これは「アドリブなんて出来なくていい!」って考えからの脱却ですね。
アドリブをものにしてやるという決意表明ですね!
素晴らしい!!!
なので、うららさんのこれからの伸びしろの為にも、あえて今回は絶賛の言葉は辞めて、無言で拍手のみ贈ります。
パチパチパチ。
anneさん同様、あと2、3年したらバリバリとアドリブやっていそうです。
お互いに頑張りましょう!
by missy。 (2009-11-10 12:58)
なんどさん、nice ありがとうございます!
by うらら (2009-11-10 17:46)
missy。さん、こんばんは!!!
>アドリブをものにしてやるという決意表明ですね!
今日のmissy。さんは、ちょっと意地悪ですね〜。
ちょいいじわるですね〜。
そこの所は明言を避けているんですよ。(^^;)。
え〜と、事情により、これ以上のコメントは差し控えさせて頂きます(?)
おっと、今週末は誰かさんの発表会でしたねー(^^)v
ひひひ。
…おっと、笑い方を間違えた。
ホホホ。ふぉっふぉっふぉっ…。
by うらら (2009-11-10 18:01)
こんばんは。音源拝聴いたしましたー!
いやー!このリズムセクションをバックにやると緊張しそうですねー!
結構鉄壁… しかも、ばっちりドラムソロありだとは。
『All of me』は僕も今練習してますが、↑で仰られてるやつは、セカンダリードミナントってやつですね?
『Night Train』、楽しそうですね。これってキーは何なんです?
それにしても、先生のグリッサンドが美しい…
by 邪頭亭 (2009-11-10 23:57)
こんばんは♪
改めて、パチパチパチ♪
録音より、更にナマは良かったです!!!
ホント伺えて、拝聴出来て幸せ。来年も、楽しみです。
うららさん、たぶん今、同時期に似たような事をやっているようなのですが
唯一違うのは 説明?があるか、ないか、かも(汗)
(あ、勿論レベルも違います。anneは幼稚園児くらいです)
ウチの先生は基本、アドリブ教える気が無いんですね。きっと。(涙)
細かい事(セオリー的な事)一切仰いません。
私、ここでお勉強させて貰います。頼りにしてます、うららさぁん~。
追伸。
私も、ひひひです。 あ、違ったホホホか。(笑)
人様の発表会、ただただ楽しいですね。 (爆)
by anne (2009-11-11 00:53)
楽しく思い出しつつ聴かせていただきました♪
April のソロ、とってもチャーミングですね!
音の粒も揃っていてイイ感じです←もっともらしいコメントを(笑)
先生の音はライブのときより際だって聞こえますね。
やはりさすがだなー。
うららさんのソロの音量も観客席ではちょうど良い感じでした。
>徐々に、徐々に、外堀は埋まってきているようです。
わはは。埋まったら歩いて渡ってしまえば良いんです!
by 白熊堂 (2009-11-12 01:52)
邪頭亭さん、おはようございます♪
そう、緊張します。いつも先生と演奏している方達ですから
大御所先生が立ってるポジションに自分が入るってことなんで(^^;)。
ありがたいことです。
邪頭亭さんも"All of Me"練習中でしたか。「セカンダリー・ドミナント」って言うんですね。今調べました。なるほど、なるほど。
http://www.aki-f.com/kouza/riron/riron_11.htm
いろいろヘンなことや間違ったことを書くことがあるかもしれないんで
また教えてくださ〜い。ありがとうございました。m(_ _)m
"Night Train"は、アルトでGでした。
一人で練習してるときには?という感じでしたが
みんなで合わせたらメチャメチャ楽しかったです。
そう、先生の「グリッサンド」(メモメモ(^^;))美しいですね。
by うらら (2009-11-12 09:20)
anneさん、おはようございます♪
課題進んでますか?自分は今からです(^^;)。
今日は定休日なんで。
(同じ曲をやってる邪頭亭さ〜ん、宿題を写させてくださ〜い!
……え?あ、書いてないんですか。全て頭の中にあると!
こりゃ失礼しましたm(_ _)m。
>唯一違うのは 説明?があるか、ないか、かも(汗)
ウチの先生は基本、アドリブ教える気が無いんですね。きっと。(涙)
細かい事(セオリー的な事)一切仰いません。
先生ご自身の本来の方針じゃないとはいえ、理論の柱たる多くのスケールをレッスンでやっておられるanneさんじゃありませんか!こちらこそ勉強させていただいてます。ダイアトニックの話もanneさんのところで聞き覚えたのでした。(いまだにペンタトニックは知りません(^^;))
&自分の書くことで参考になることがあるなら、嬉しいです(^^)/
anneさんの場合、扱う曲がこれまでスタンダードじゃなくてブルースやファンクだったというのも大きいのじゃないでしょうか。スタンダードだと使える音を、って話になるものなのかもです(きっと)。即興の恐怖心を取り除くという意味では、最初にブルースで自由に吹かせる、というのは王道じゃないのでしょうか。
大御所先生のこだわりである「使える音」は、今までは「プリント」の一覧表で音を調べて書き込むだけでした。実は、ちゃんと理論を教わったとか、プリントを理解したことはほぼなかったです。
レッスンでは、私の方がよくしゃべるし。(。。)\バキッ☆
でも、今回のレッスンから少し理論が始まったような気がしました。
あまりに臨時記号を忘れるので、先生が必要を感じられたのかもです。
書きソロで埋めきれなかった空白を、先生が埋めて下さったことはあります。一応その場で何か吹いてそれを元にはするのですが、先生の手が入ると、不思議とサマになりました☆
anneさんの先生は「添削」はなさらないだろうとおっしゃってましたね。でも、anneさんは自分の歌を歌いたい人だから、実はそれが幸いだったりしませんこと?(^^;)
自分なんか大御所先生のミーハー的ファンなんで
また事情が違ったりして(。。)\バキッ☆
by うらら (2009-11-12 10:34)
白熊堂さん、おはようございます♪
温かいコメントをありがとうございます。
大御所先生に添削していただいて何とか作ったソロ。
部分的に将来使えるよう、記憶しておきたいものです。
そう、録音だと音バランスが少し違って聞こえますね。
前の発表会(2月)の時は、音響システムを通していたから
録音状態は最高に良かったですが。
>>徐々に、徐々に、外堀は埋まってきているようです。
わはは。埋まったら歩いて渡ってしまえば良いんです!
けだし明言!ですね。さすが白熊堂さんです。
いつでも最適な言葉をもっていらっしゃる。
そうですね、いつか、歩いて渡れる日が来るといいな、と思ってます。
大御所先生の音、際だちますね。
あの隣で吹いてて、ミョーに力入りました(^^;)。
by うらら (2009-11-12 10:42)
missy。さん、anneさん、白熊堂さん、
niceありがとうございます!!!
missy。さんの発表会楽しみにしてます!
anneさんとお会いできそうですね。
(ちょいと短時間お茶でもできるといいですね。(^^)/)
by うらら (2009-11-12 10:58)
あぁ、出遅れてしまいました。
音源がひとつ公開終了に~(x_x)
当日は行かれなくて本当に残念…申し訳なかったです。
(翌日は大して練習の成果が出ず(-"-;))
でも音源をあげていただいて感謝ですー。
どちらもとても丁寧に吹かれていらっしゃって好感度バッチリ♪
次回はぜひ伺いたいです~。
by るなそる (2009-11-19 00:39)
るなそるさん、こんにちは♪
つたない音源を聞いていただき、ありがとうございました。m(_ _)m
おいで頂けなくてヨカッタと、
実はほっとしていたりしますので(^^;)
お気になさらずに〜。
ブログ再開されたのですね。
また勉強させていただきます。よろしくです。(^^)/
by うらら (2009-11-19 11:21)